【驚愕】高校の時、母親が病気で亡くなった。父は恋人を作って家を出ていった。

 

父を憎みすぎて声を聞きたくなかったから。
目先のお金がなかった。
受験勉強する友人から離れてアルバイトを始めた。
お小遣いをかせぐバイトはあんなに楽しかったのに。
食べるものがなくて追い詰められてするバイトは苦しいだけだった。

 

心配してくれる友人はいた。

 

大人の人も。
父の噂がひろがり、わたしは恥ずかしさと情けなさで、

周囲の人から距離をおいた。

 

年が明けて、TVでセンター試験の話題が出始めたころ、心が折れた。
バイトに追われてはいたが、

惰性で勉強は続けていた。

 

それをやめた。
年末年始のわずかなバイト料を持って、

わたしは家出をした。
昔は仲良しの家族が住んでいた、

もう誰もいない賃貸マンションから逃げた。
3年生の登校日はもうほとんどない。
誰も心配もしないし探そうともしないはず。

 

遠い場所まで逃げた。

 

冬の家出はつらい。
考え事をしたいだけなのに、寒くて外にはいられない。
怪しまれないようにネカフェを転々として、お金はどんどん減っていった。
そして最悪の決心をした。

 

援助交際をしよう。

 

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